指輪は”愛の詩の象徴”に 17世紀の詩人 ロバートヘリック

指輪は”愛の詩の象徴”に 17世紀の詩人 ロバートヘリック

ロバートヘリック(1591-1674)、聖職者として生涯を過ごすも、詩人として著名になりました。恋愛にまつわる詩が有名に。シェークスピアと、ほぼ同時代の人。

このころ、指輪は、愛の詩を象徴するものになりました。

「指輪」にまつわるロバートヘリックの詩をご紹介します。

英文の後ろに、その訳を添えさせて頂きました。なお英文は、古い英語ですので、見慣れない単語もあります。

Robert Herrick著

A Ring Presented To Julia

Julia, I bring
To thee this ring,
Made for thy finger fit;
To show by this
That our love is
(Or should be) like to it.

Close though it be
The joint is free;
So, when love’s yoke is on,
It must not gall,
Or fret at all
With hard oppression.

But it must play
Still either way,
And be, too, such a yoke
As not too wide
To overslide,
Or be so strait to choke.

So we who bear
This beam must rear
Ourselves to such a height
As that the stay
Of either may
Create the burden light.

And as this round
Is nowhere found
To flaw, or else to sever:
So let our love
As endless prove,
And pure as gold for ever

(コンフォートクックの訳)

ジュリアに贈る指輪

ジュリア、作ってきたんだ
きみにこの指輪を、
きみの指にぴったりのはずだよ
この指輪で示したいんだ、
わたしたちの愛は
(そうであるのだと)そのようなのだと。

指輪はしっかりとはめられるけれども
つなぎ目はゆるくしてある、
だから、愛のくびきとなるときも、
強く圧迫して、
きみをいらだたせることもない、
心配で心細くなることもない、

指輪は自在に
どちらの方向にも回せるはずだ
くびきでもあるけど
広がりすぎることもない
だから滑り落ちたりしないし
きつすぎて息もできなくすることもない。

この横木を支える私たちが
私自身をいたわり成長していけば
お互いに支えとなり、
ひいていく重荷を軽くしてくれるだろう。

このまるい形には
どこにも見つからないから
割れ目になるキズなど、だからいつまでも変わらないんだ、
わたしたちの愛をすすめていこう
永遠の証として、
さびない黄金と同じで、いつまでも純粋なものとして

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